
親鸞聖人 真向きの御影
1606年慶長十一年東本願寺初代の教如上人で、當坊開祖である教如上人から親鸞聖人の御分身として慶長十六年石山本願寺の戦いで功績のあった盛泉寺・初代本多浄了師に別院のお墨付き親鸞聖人の御分身・絹本著色親鸞聖人画像「真向きの御影」をいただき本願寺の大谷家一族以外、例をみない今日まで本多家の系譜により東本願寺の別院として任され、近在一帯に末寺を持っていた。
御本尊である阿弥陀如来の向かって右手に着座され優しい表情で私たちを見守られています。

松方正義書による石碑
大阪遷都の舞台となった折、大阪を都とする方便として(密かに都を移すことに対し京都の公家が騒がないよう天皇が居られて神器があれば其処が都と言うことを暗黙の内に示した)三種の神器の八咫鏡を奉安された内侍所(賢所)があった事を示す石碑です。
松方正義様は後に日銀を創設、首相を2回勤められました。

玉座
慶応四年三月二十二日明治天皇が三種の神器の八咫鏡を伴って守口御坊にお越しになった際、実際に政治を執られた玉座です。
玉座には接する隣の部屋に、天皇を護衛する役人の「鞘の間」を併設しています。

塀重御門
明治天皇行幸の際、大門(正門)では敷居がある為、御羽車が通らないため急遽大門の隣に拵えた門です。塀に重ねて造営された為、塀重門と呼ばれています。
塀の五本線が格式の高さを表わしています。

梵鐘
太平洋戦争時、本堂前に賢所を奉安された重要史蹟(昭和十三年八月文部大臣指定)のにより供出を免れ特別保存された梵鐘です。
設置・豊臣時代の言い伝えの古鐘で、荘厳な音色を奏でて居ます。

本堂
御本尊阿弥陀如来、宗祖親鸞聖人真向きの御影などが祀られた当寺院の中心となる建物です。
正面にある重厚な四本柱が格式の高さを表わしています。

御調理品
明治四十三年十月四日 淀川で行なわれた工兵特別大演習の御視察のため当時皇太子であった大正天皇がお越しになられた際の御食事に使用された食器類です。
法事 葬式 お詣りは 06-6991-2020-8 ファックス06-6991-2024 盛泉寺(じょうせんじ) へ連絡下さい。
